周りに振り回されないようになるための、3ステップ

こんにちは、ごーやです。

「あの人、なんか機嫌悪そう……私、何かしたかな?」
「本当は断りたいけど、嫌な人って思われたくない」
「私はこっちがいいけど、みんながそうするなら合わせたほうがいいかな」

そんなふうに、周りの反応や気持ちを気にしすぎて疲れてしまうことはありませんか?

相手の表情が少し曇っただけで、「何か悪いこと言ったかな」と考える。

誰かが不機嫌だと、自分まで落ち着かなくなる。

自分の意見があっても、相手がどう思うかを考えて言えなくなる。

周りを気にすること自体が悪いわけではありません。むしろ周りのことを考えられることは、それだけ周りを見て気づかいできることでもあります。

相手の気持ちを考えられることは、人と関わっていくうえで大切なことでもあります。

でも、周りを気にするあまり、自分の気持ちを置いてけぼりにしてしまうと、だんだん苦しくなってしまいます。

実際私も周りの人の機嫌を気にしてばかりいて、不機嫌な人がいると、「どうにかしないと!」と機嫌取りをしていました。なのでひとの機嫌に一喜一憂して、振り回されてばかりいました。

今回は、周りに振り回されなくなることで得られる3つのメリットと、周りに振り回されない自分になるための3つのステップをご紹介します。

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周りに振り回されなくなると得られる3つのメリット

メリット① 心が疲れにくくなる

「あの人、怒ってる?」
「さっきの言い方、まずかったかな」
「嫌われたかもしれない」

相手の言動が気になって、頭の中で何度も考えてしまうことはありませんか?

でも、相手が本当はどう思っているのかは、相手にしかわかりません。

自分が言葉や行動という「矢」を放ったとしても、その矢を相手がどう受け取ったのか、その先は相手にしかわからない領域です。

それなのに、

「どう思われたかな」
「怒っているのかな」
「嫌われたのかな」

と、答えのわからないことを考え続けていると、その間ずっと自分の心のエネルギーを使い続けることになります。

それはまるで、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような状態。

いくら考えても答えにはたどり着けないのに、エネルギーだけはどんどん消耗していきます。

周りに振り回されなくなるということは、相手のことをまったく気にしなくなることではありません。

「ここから先は相手にしかわからないこと」と、自分の中で線を引けるようになること。

答えの出ない相手の領域を追いかけることが減ると、その分、自分のために使える心のエネルギーが増えていきます。

周りに使っていたエネルギーを、自分のために使えるようになるのです。

メリット② 人間関係がラクになる

周りに振り回されていると、相手の機嫌まで自分の責任のように感じてしまうことがあります。

誰かが不機嫌だと、

「私が何とかしなきゃ」
「私が悪かったのかな」

と考えてしまう。

でも、相手には相手の事情があります。

起こった出来事は一つでも、その解釈はいくつもあります。

たとえば、挨拶をしたのに返事がなかったとき。

「無視された」「嫌われているのかも」と感じるかもしれません。

でも、相手は仕事で嫌なことがあったのかもしれないし、寝不足だったのかもしれない。考え事をしていて、単純に聞こえていなかった可能性もあります。

実際には相手にしかわからないことを、自分の中で「きっとこうだ」と決めつけることで、人間関係の悩みを自分で大きくしてしまうこともあります。

また、「こうしてくれるはず」「普通はこうするよね」と相手に期待しているほど、思い通りにならなかったときに心は揺れやすくなります。

振り回されるということは、そこに「相手」がいるということ。

だからこそ、相手を変えようとするのではなく、自分が相手とどんな距離をとるのか、どこまで期待するのかを見直すことも大切です。

相手の感情や行動と自分を切り離し、「相手は相手、私は私」と適度な距離をとれるようになると、人間関係は今よりずっとラクになっていきます。

メリット③ 自分の気持ちがわかるようになる

周りを気にしていると、意識はいつも自分の外側に向いています。

「あの人はどう思う?」
「みんなはどうしている?」
「普通はどうする?」

そんなふうに、自分の気持ちよりも周りに意識を向ける時間が長くなるほど、自分が本当はどう感じているのかが見えにくくなっていきます。

これは、ハンマー投げをイメージするとわかりやすいかもしれません。

自分という中心から意識が外側へ離れていくほど、周りの言葉や反応によって心の振れ幅も大きくなる。

「あの人がこう言ったから」
「みんながそうしているから」
「普通はこうだから」

と、外側に自分の基準を置いていると、周りが変わるたびに自分の心も大きく揺れてしまいます。

反対に、そこから少しずつ自分に意識を戻していくと、

「私は本当は嫌だったんだ」
「私はこっちが好きなんだ」
「本当は休みたかったんだ」

と、自分の気持ちが見えてくるようになります。

自分が何を望んでいるのか。
何が好きで、何が嫌なのか。
どんなときに心地よくて、どんなときに苦しくなるのか。

それがわかるようになると、周りの答えを探すのではなく、自分の気持ちをもとに選択できるようになります。

自分の気持ちがわからないと感じている人ほど、もしかすると自分の内側より、周りを見ている時間が長くなっているのかもしれません。

自分の心に意識を戻すことは、自分の気持ちを知り、自分の心を大切にすることにもつながっていきます。

 

周りに振り回されない自分になるための5ステップ

では、どうすれば周りに振り回されにくくなるのでしょうか。

STEP1|自分の反応に気づく

まずは、周りに振り回されている自分を変えようとするのではなく、「今、私は反応しているな」と気づくことから始めます。

気づかないことには、変えることもできません。

たとえば、不機嫌そうな人が近くにいたとします。

これまで、

不機嫌な人がいる
→「嫌だな」
→「私が何とかしないと」

と無意識に反応していたとしたら、そこに、

「あ、今私、この人の顔色を気にしているな」

という“気づき”を入れてみます。

すると、

不機嫌な人がいる
→「嫌だな」
→【今、私は反応している】
→「じゃあ、どうしよう?」

と、反応と行動の間に少しだけ余白が生まれます。

この余白ができることで、

「なんで私はこんなにこの人の機嫌が気になるんだろう?」
「不機嫌な人を見ると、いつも自分が何とかしなきゃと思ってるな」

と、自分が何に反応しているのか、その奥にある考え方や思い込みにも気づけるようになります。

今まで無意識に繰り返していた反応を、いきなりなくす必要はありません。

まずは、

「あ、また私、反応してるな」

と気づくだけ。

その小さな気づきが、いつもの反応を繰り返すのではなく、次の行動を自分で選ぶための最初の一歩になります。

STEP2|事実と解釈を分ける

私は以前、出来事と感情はセットになっていると思っていました。

でも心理やマインドについて学ぶ中で、「出来事=感情」ではないことを知りました。いま思うとあたり前なのですが、くっついた世界を生きてました。

出来事と感情の間には「解釈」があります。ただ、この流れはとても速く、普段は意識できないほど一瞬で起こっています。

たとえば、職場で挨拶をしたのに返事がなかったとします。

事実は、

「挨拶をしたけれど、返事がなかった」

ここまでです。

そこから、

「私のことが嫌いなんだ」
「昨日のことで怒っているんだ」

と解釈することで、「悲しい」「不安」といった感情が湧いてきます。

つまり、

出来事 → 解釈 → 感情

という流れです。

大切なのは、無理に解釈を変えることではありません。

まずは、「実際に起きたことは何だろう?」と事実と解釈を分けてみること。

事実とは:だれがみてもそうであると一致すること。

「返事がなかった」は事実。
「嫌われている」は自分の解釈。

こうして分けるだけでも、自分の中でつくったストーリーに振り回されにくくなり、心に余白が生まれます。

STEP3|「私はどうしたい?」と自分に聞いてみる

STEP1・2を行うだけでも、自分の中で起きていることが少しずつ整理されてくるはずです。

そして最後に、「相手はどう思う?」「相手にどう思われている?」と外側に向いていた意識を、自分に戻していきます。

そこで、自分に聞いてみてほしいのが、

「私はどうしたい?」

という問いです。

周りに振り回されているときは、相手の気持ちや反応ばかりを気にして、自分の気持ちを置き去りにしていることがあります。

だからこそ、周りに振り回されないためには、「自分はどうしたいのか」を土台にすることが大切です。

断りたい?
少し距離を置きたい?
自分の気持ちを伝えたい?
それとも、今回は相手に合わせたい?

大切なのは、必ず自分の意見を押し通すことではありません。

相手に合わせることを、自分で選ぶ日があってもいい。

「嫌われたくないから仕方なく合わせた」のと、「今回は私が合わせよう」と自分で決めたのとでは、同じ行動でも自分の中に残る感覚は違います。

「私はどうしたい?」

この問いを少しずつ自分に向けていく。

それが、周り基準ではなく、自分基準で選択していくための練習になります。

まとめ|周りに揺れても、自分に戻ってこられる

周りに振り回されてしまうときは、周りに意識が向きすぎて、自分の気持ちを大切にできていないときでもあります。

気づいて、分けて、内側に耳を傾ける。

そうやって自分と向き合うことで、少しずつ周り基準ではなく、自分基準で選択できるようになっていきます。

周りに振り回されないとは、何があっても心が揺れないことではありません。

誰だって、人の言葉に傷ついたり、相手の反応が気になったりすることはあります。

大切なのは、そこでずっと周りに意識を奪われるのではなく、揺れたあとに、また自分に戻ってこられること。

 

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