こんにちは、ごーやです。
「自分を知ることが大切」
よく聞く言葉ですよね。
でも、
自分を知ったところで、何が変わるんだろう?
と思うこともあるかもしれません。
自分の性格がわかったからといって、急に収入が増えるわけでもない。
嫌な人がいなくなるわけでもない。
仕事の悩みが全部解決するわけでもありません。
しかし、自分を知ることで人生が少しずつ良くなっていくのです。
「現在地」がわかるから
自分を知るということは、「現在の自分を知ること」でもあります。
たとえば旅行に行くとき、目的地だけわかっていても現在地がわからなければ、どの道を進めばいいのかわかりません。
タイのバンコクのアソーク駅にいきたいと思っていても(私、タイ大好きです)、
「タイ・バンコクのアソーク駅に行きたい!」と思っていても(私、タイが大好きです)、今自分がどこにいるのかわからなければ、電車で行くのか、バスを使うのか、どちらの方向へ進めばいいのかもわかりません。
(ここでは「タクシー乗ったらいいやん」は、いったんなしで。笑)
人生も同じです。
「もっと自分らしく働きたい」
「毎日を楽しく過ごしたい」
「こんな暮らしがしたい」
そんな理想があったとしても、
・何に不満を感じているのか。
・何を大切にしているのか。
・どんなことに時間やエネルギーを使っているのか。
現在の自分がわからなければ、理想とのギャップも見えてきません。
反対に現在地がわかれば、
「じゃあ、理想に近づくために何を変えたらいい?」
と考えられるようになります。
自分を知ることは、人生を変えるためのスタート地点を知ることでもあるのです。
外側に振り回されにくくなるから

自分のことがわからないと、判断基準を自分の外側に求めやすくなります。
「みんながやっているから」
「普通はこうだから」
「あの人がおすすめしていたから」
「嫌われたくないから」
これらはすべて、自分の外側に基準を置いている状態です。
たとえば、
「本当は残業したくない。でも、みんなが残っているから……」
と、「みんなが」を基準にして残業する。
「今これ流行ってるし、買わないと流行に乗り遅れるかな……」
と、「流行っているかどうか」を基準にして買う。
「これやってみたい。でも、周りに笑われたら嫌だな……」
と、「周りからどう見られるか」を基準にして諦める。
もちろん、人の意見を参考にしたり、周りに合わせたりすることが悪いわけではありません。
ただ、自分の基準がないまま周りに合わせ続けていると、
「みんなはどうしてる?」
「普通はどうする?」
「どう思われる?」
と、答えをどんどん外側に探すようになります。
そしていつの間にか、
が、わからなくなってしまいます。
自分を知っていくと、
「これは私には合わない」
「私はこれを大切にしたい」
「私はこういう生き方がしたい」
という、自分なりの基準が少しずつ見えてきます。
そうすると、周りの意見や世間の基準に振り回されるのではなく、それらも参考にしたうえで、
「私はどうしたい?」
と、自分で選べるようになります。
自分を知ることは、自分の中に「選ぶ基準」をつくっていくことでもあるのです。
自分の本音が見えてくるから
自分の本音が見えると、自分が本当にやりたいことや、反対に「これは嫌だ」と感じていることがわかるようになります。
私たちは、自分の気持ちをわかっているようで、意外とわかっていないことがあります。
私自身も以前は、「自分のことは自分が一番わかっている」と思っていました。
でも、
「これくらい普通だから」
「仕方ないよね」
こうして頭で考えて納得しようとしていることと、心で感じていることは必ずしも同じではありません。
私たちは何か出来事が起きたとき、その出来事を自分なりに受け取り、そこからさまざまな感情が生まれます。
そして、その感情は「自分が何を大切にしているのか」「本当はどうしたいのか」を知るヒントになります。
だけど、
本当は嫌なのに、「これくらい普通」と言い聞かせる。
本当は断りたいのに、「仕方ない」と受け入れる。
本当は疲れているのに、「まだ大丈夫」と頑張る。
そうやって思考で気持ちを押し込めていると、だんだん自分が何を嫌だと感じているのか、何を望んでいるのかが見えにくくなっていきます。
そんなときは、
「なんで今日こんなに疲れたんだろう?」
「なんであの言葉にモヤッとしたんだろう?」
「逆に、なんで今日はこんなに嬉しかったんだろう?」
と、自分の感情に目を向けてみる。
すると、その奥にある本音が少しずつ見えてきます。
「本当は断りたかった」
「私はこういう時間が好きなんだ」
そんな自分の本音がわかれば、これからの選択に反映させることができます。
自分の気持ちを知ることは、自分が望んでいる方向を知ることでもあるのです。
悩みの根本が見えてくるから

同じようなことで何度も悩んでしまうとき、目の前の出来事だけが原因ではないことがあります。
たとえば、人に頼ることが苦手だったとします。
「私は人に頼れない性格だから」
で終わらせることもできます。
でも、自分の内側を見ていくと、
「自分のことは自分でやらなければいけない」
という思い込みが隠れているかもしれません。
また、誰かの機嫌が悪いだけで不安になってしまう人なら、
「相手を不機嫌にさせたのは自分かもしれない」
という考え方を持っていることもあります。
こうした自分の中にある思い込みや行動パターンに気づかないまま、目の前の出来事だけをなんとかしようとすると、環境や相手が変わっても似たようなことで悩むことがあります。
たとえば、職場を変えたのにまた人間関係でしんどくなってしまう。
もちろん嫌がらせをする人が悪いのであって、それを「自分が引き寄せた」ということではありません。
ただ、自分の中に、
「嫌われたくないから断れない」
「頼まれたら引き受けなければいけない」
「嫌なことをされても我慢したほうがいい」
という思い込みがあると、職場が変わっても同じような関係性になりやすいことがあります。
周りを見てみても、「頼み事をしやすい人」と「頼みにくい人」がいませんか?
同じお願いをするにしても、
「この人には無理を言えないな」
と、無意識に相手を選んでいることがあります。
だからこそ、
「なぜ、いつも同じところで苦しくなるんだろう?」
と自分に目を向けていく。
すると、
「嫌われるのが怖くて断れなかったんだ」
「我慢することが当たり前になっていたんだ」
と、目の前の出来事よりも奥にあるものが見えてくることがあります。
でも、気づくことができれば、
「本当にそうなのかな?」
「次は違う選択をしてみてもいいんじゃない?」
と見直すことができます。
自分を知ることで、ただ目の前の問題を解決するだけではなく、同じ悩みを繰り返している根っこの部分に目を向けられるようになるのです。
自分を知ると、選択が変わっていく
自分を知ったからといって、次の日から人生がガラッと変わるわけではありません。
心や考え方も、筋肉と少し似ています。一度気づいたからといって急にすべてが変わるのではなく、気づいて、選び直して、また振り返る。
それを繰り返しながら、少しずつ変化していきます。
自分の現在地がわかる。
自分の基準がわかる。
自分の本音がわかる。
自分を苦しめている思い込みに気づく。
そうすると、日々の小さな選択が変わっていきます。
↓
選択が変わる
↓
行動が変わる
↓
毎日の過ごし方が変わる
↓
人生が少しずつ変わっていく
人生は、大きな決断だけでできているわけではありません。
今日何をするか。
誰と過ごすか。
何を断るか。
何に時間やお金を使うか。
そんな小さな選択の積み重ねでできています。
だからこそ、自分を知ることは、
「自分の人生を、自分で選べるようになること」
なのだと思います。
もし今、「自分がどうしたいのかわからない」と感じているなら、いきなり答えを出そうとしなくても大丈夫。
まずは、
「今の私は、何を感じている?」
そんな小さな問いから、自分を知ることを始めてみてください。

