こんにちは、どちからかというと話しかける方が多いごーやです。
あなたの周りにもいませんか、話しかけやす人と話しかけにく人。
一人ひとり性格も雰囲気も違うため、話しかけやすい人も話しかけにくい人も必ず周りにいると思います。
私の周りにももちろんいます。そしていつも不思議に思っていました。
「なぜAさんには話しかけやすいけど、Bさんには話しかけにくいのか…」
話しかけられる人は、話しかけやすい雰囲気があるから人から話しかけられる頻度が多い。
それはわかりますが「話しかけやすい雰囲気」についてじっくり考えることはなく、言語化できていませんでした。
私はどちらかというと「話しかけられない人」です( ;∀;)
話しかけられないということは
・もしかして嫌われてる…?と思う
→居心地が悪くなる
→コミュニケーションが取りにくい
→スムーズに仕事がしづらい
極端ですが、こういった連鎖につながることがあります。
そんな中、最近youtubeで話題になり(youtubeは見ていませんが…)書店で目についたこともあり、購入してみることに。
題名からしてどんぴしゃな本!
有川真由美さんの本は何冊か読んだことがあり、文章が読みやすく好きな作家さんです。
今回の本も読みやすく、隙間時間に読んで数日で読み終わりました。内容が難しすぎず文字も小さすぎず、すっと頭に入ってきます。
読み終わった感想は…「なるほど」です。(なるほどってなんやねん( ゚Д゚))
「話しかけたくなる人」にはいくつかの理由があり、この本では
・理由
・マナー
・秘訣
・こつ
に分かれて書かれています。
いろいろ納得する理由がありましたが、私が一番大きくうなずいた箇所は
・肯定的な言葉を使う
・振る舞いをゆっくり丁寧にする
この2点でした。
確かに私の周りの「話しかけたくなる人」を数人思い浮かべてみると、必ずこの2点が共通しています。
雰囲気が穏やかで、いつ話しても否定的な言葉を使わず受け入れてくれるため、話しかけやすいのです。
これだけ?
と思うかもしれませんが、意外とできていない人は多いのではないでしょうか。
実際私はこの2点できていませんでした…( ;∀;)
私はというと…
・「いや」「でも」などの言葉が多い
・せっかち
「話しかけたくなる人」とは真逆…( ;∀;)
肯定的な言葉を使う
特に「肯定的な言葉を使う」が難しい。
人は自分の意見を言いたかったり、価値観が違うかったりするとどうしても否定的な言葉がでてしまいます。
・否定的な言葉を使う
→自分を否定されているような感じになる
→居心地が悪くなる
→あまり話しかけたくなくなる
つい言ってしまいがちな「いや」「でも」「ちがう」などの否定的な言葉は、知らない間に相手を遠ざける言葉になってしまっています。
一方肯定的な言葉を使う人は、受け入れてくれている安心感があります。否定しないという点で、なんでも安心して話せます。
自分とは違う意見でも、一度受け入れてから自分の意見を言うのと一方的に否定するのは全然印象が違います。
振る舞いをゆっくり丁寧にする
せっかちな人は、せかせかしているため話しかけるタイミングが難しく「今話したら悪いかな?」と思いがちです。
また、急いでいる感じに見えるため「へたに話ができない」とも思われます。
こういった人は話しかけても、
・こちらもせかせかしないといけないような気分になる
・穏やかな雰囲気で話せない
・話しかけてもいやな顔をされそう
といったイメージがあります
一方ゆっくりな人は、良い意味で隙があり話しかけやすく、いつでも話してよいような雰囲気があります。
私の周りの「話しかけたくない人(or話しにくい人)」を数人思い浮かべてみると、否定的な言葉や文句ばかりだったり、せかせかしている人です。(いや、自分やん( ゚Д゚))
また読み返したい本
この本を読んで「あ~確かになぁ…」と思うことが多かったです。
こうして整理して見てみるとわかりやすいですが、改めて「話しかけたい人とは?」と考えることはありませんでした。
気づきをくれたこの本に感謝です(*´▽`*)
私が大きく納得したこと以外にも細かくいろいろ書かれていて、どれも参考になりました。
今自分ができていることや、周りで話しかけたくなる人を思い浮かべながら読んでみるとおもしろいです。
この本にも書かれていますが、話しかけられやすくなることで安心感のある居場所ができたり、出会いの数が多くなっていろいろなチャンスが増えてきます。
話しかけられない人より、話しかけられる人はメリットが多いです。
この本を読んで、丁寧&ゆっくりを心がけるようになりました。(定着にはまだまだ時間がかかりそうですが…)
すべて実践する必要はないと思いますし、項目が多くて実践することは難しいですが、読んでみて損はない1冊です♪
一読しましたが、私の中では時間が経ったらまた読みたくなる1冊になりました。