こんにちは、ごーやです。
あなたの周りにもいるのではないでしょうか、謝れない人が…。
「ごめん」の一言でその場の空気が変わり相手の態度も変わりますが、なかなかその一言が言えない人がいます。
・貸していたものを何度も言ってようやく返してきた→謝らない友達
・上司の都合で残業になった→謝らない上司
・夕食の準備をしていたけど急にいらなくなった→謝らない夫
ただの言葉、されど言葉。
「ごめん」と言われるのと言われないのでは、出来事の受け止め方が違ってきます。
素直に「ごめん」と言えない人は意外と多いです。
なぜ「ごめん」が言えないのか
①謝ること=負けと思っている
”謝る=負け”と思っている人は、素直に謝ることができません。
自分の立場が相手よりも上と思っているため、謝ることで下に見られないように…と思っています。
✔謝ることで自分の弱さを見せ、下の立場になってしまうのではないか…
✔自分の地位が悪くなってしまうのではないか…
そんなことを考えて「ごめん」という言葉が出てきません。
プライドが邪魔をして些細なことでも謝ることができず、謝ることに抵抗があります。
謝ることは決して負けではなく、勝ち負けの問題ではありません。
逆にそれが自然にできる人は頑なに謝らない人よりも周りの評価があがります。謝ることは決して格好悪いことでもなければ恥ずかしいことでもありません。
むしろ謝るべき場所できちんと謝ることができる人は、威張っている人よりも周りからは評価されます。
②責められたくない
「ごめん」と謝ることは、自分の非を認めることになります。
”ミス=怒られる”と思い、なかなか謝ることができません。
謝ることは認めるということ
認めることで責任が生じてしまうため、それを避けるために謝りません。
「謝ることで怒られるなら、ミスを認めずに謝らないでおこう」
といった心理が働きます。
また、怒られることは自分が批判されるようにも感じてしまうため、自分を批判されたくない気持ちがあります。
傷つきやすい人は自分を否定されたくなく、素直に「ごめん」と言えません。
謝る=自分のミスを認める=怒られる=自分を否定される
といった構図になっています。
③自分が悪いと思っていない
そもそも悪いという認識がないため「ごめん」の一言が出てきません。
Aちゃんとの待ち合わせで10分遅刻してきたBちゃん。
Bちゃんからしたら「10分くらいいいか」と思っていたけど、Aちゃんからしたら「10分も遅刻するなんて!」と価値観の違いが生じています。
Bちゃんは悪くないと思っているから「謝る必要がない」と思っています。
しかしAちゃんからしたら「10分の遅刻は悪い」と思っています。
当たり前ですが、一人ひとり価値観や考え方が違います。
価値観・考え方が違う人とは分かり合うことが難しいです。
ここは謝るところでしょ
と思っても、相手は悪くないと思っていないため謝ることはありません。
なかなか厄介。
相手が謝ることを期待しない
相手に謝ってもらうことを期待すればするほど、自分がしんどくなります。
「ここは普通ごめんと謝るところなのに…」「なんでこの人は謝らないの!」
ごめんという言葉を期待する分だけ、言われないといらいらしてしまいます。
いらいらするのは相手に期待しているから。
しかし相手をコントロールすることはできないので、期待せずに距離をおきましょう。
「この人は謝らない人」と割り切って接したほうが楽ですし、いらいらもやもやしません。
毎回いらいらしてしまい、あなた自身がしんどくなってしまっては本当にもったいないです。
「ごめん」と言えない人は、人から誤解を受けやすい
「ごめん」を言えば済むこともその一言が言えないことで、いやな雰囲気になってしまっています。
自分のミスを認めず素直に「ごめん」と言えない人は、思いやりがないと思われコミュニケーションが難しくなります。
「ごめん」と言われないことで小さないらいらが溜まっていき、それが不信感となって関係性は悪くなっていきます。
謝らないことで事態がどんどん悪くなることも。
自分のミスを認めて素直に謝ることができる人は
きちんと謝ることができる人
として周りから信用されます。
自分の非を素直に認めることができ「ごめん」とすぐに言える人は、周りの人への信頼が生まれてきます。
素直に謝ることは悪いことではない
親しき中にも礼儀あり。
「ごめん」と言うことができる人は、人の気持ちを考えることができる思いやりのある人です。
自分の気持ちよりも、まず相手の気持ちを考えています。
言いすぎて言葉の重みがなくなるのは考えものですが、言えない人よりも言う人の方が何倍も付き合いやすい人なのは確実です。
素直に謝ることは決して悪いことではありません。