こんにちは、ごーやです。
「ダイエットしたいのに、食べてしまう」
「お金を貯めたいのに、ついつい使ってしまう」
そんなふうに、「変わりたい」と思っているのに、なぜか変われないことってありませんか?
頭では「こうしたほうがいい」とわかっている。
何度も「今度こそ変わろう」と思っている。
それなのに、気づけばまた同じことの日々。
そんな自分を見て、
「私は意志が弱いんだろうか」
「本当は変わりたいと思っていないのかな」
と、自分を責めてしまうこともあるかもしれません。
でも、変わりたいのに変われないのは、単純に意志が弱いからとは限りません。
今回は、「変わりたいのに変われない」とき、自分の中で何が起きているのか、そしてそこから一歩動き始めるにはどうすればいいのかを考えてみたいと思います。
変わりたいのに変われないのはなぜ?
「ダイエットしたいなら、食べなければいい」
「お金を貯めたいなら、使わなければいい」
言葉にすると、とても簡単ですよね。でも、そんなに簡単ではないからこそ悩む。
行動すればいいことはわかっている。でも、動けない。だから悩むのです。
私たちは頭では、
「今の状況を変えたい」
と思っていてもいざ変えようとすると、不安になったり怖くなったりすることがあります。
なぜなら、変わった先には「まだわからない世界」があるから。
そして、その先がどうなるかわからないからこそ、「変わらない」という選択をしてしまうことがあります。
ここで知っておきたいのが、「コンフォートゾーン」という考え方です。
コンフォートゾーンとは、自分にとって慣れていて安心していられる範囲のこと。
たとえば、今の職場がしんどくて「辞めたい」と思っていたとしても、長く働いていれば、
・職場の人間関係
・毎月どれくらい給料が入ってくるのか
など、ある程度わかっています。
一方、転職すると、
「次の職場にはどんな人がいるんだろう」
「新しい仕事についていけるかな」
「今よりしんどい職場だったらどうしよう」
と、わからないことが一気に増えます。
そう考えると、
不満はあっても「知っている今の環境」と、どうなるかわからない「新しい環境」なら、今の環境のほうが安心できることがあります。
ここでいう「安心」とは、必ずしも「居心地がいい」「幸せ」という意味ではありません。
嫌だと思っている環境でも、長くそこにいれば「知っている環境」になります。
反対に、今より良くなる可能性があったとしても、未知の環境には不安を感じます。
だから私たちは、「こっちのほうが幸せだから」ではなく、「こっちのほうが知っているから」という理由で、慣れ親しんだ生活や環境にとどまることがあるのです。
「変わりたいのに動けない」のは、変わりたくないからではなく、今までと違う場所へ行くことに不安を感じているから。
そして、もうひとつ考えてみたいのが、今の状態にとどまることで得ているものです。
動けないとき、実は「メリット」があるから
変わりたいのに変われない。
そんなとき、「変わらないことで得ているメリット」があるから。
と思う方もいるかと思います。
でもそれは、今やめたいことや嫌なことに意識が向いていて、「今のままでいることで得ているもの」にはなかなか目が向きにくくなっているから。
私も20代の時「仕事辞めたい!」と思ったときは、不満やダメなところにしか目が向きませんでした。
たとえば、
「転職したいのに、今の会社を辞められない」
という場合。
理不尽な上司が嫌だ。
満員電車に乗りたくない。
決まった時間に決まった場所へ行く生活をやめたい。
そんな不満があったとします。
では反対に、
「今の会社にいることで、どんなメリットがあるんだろう?」
と考えてみます。
すると、
・仕事内容を一から覚えなくていい
・慣れた環境で働ける
・新しい人間関係を一から作らなくていい
・転職して失敗するリスクを避けられる
といったものを得ている可能性があります。
もちろん、「メリットがあるのだから今の会社にいたほうがいい」という話ではありません。
大切なのは、自分が今の状態から何を得ているのかを知ることです。
これは、仕事以外でも同じです。
たとえば、
「ダイエットしたいのに、ついつい食べてしまう」
という場合。
食べることで、
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「ホッとする」
「食べている間は嫌なことを忘れられる」
「ストレスを発散できる」
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といったものを得ているのかもしれません。
「お金を貯めたいのに、ついつい使ってしまう」という場合も、
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買い物をすることで気分転換できたり、
頑張った自分へのご褒美になっていたり、
新しいものを手に入れることでワクワクできたりする。
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そう考えると、単純に、「食べるのを我慢すればいい」「買い物を我慢すればいい」という話ではなくなってきます。
なかなかやめられない行動には、自分の何かを満たしてくれている役割があるから。
だから、
「どうして私はできないんだろう?」
と自分を責める前に「これを続けることで、私は何を得ているんだろう?」
と問いかけてみる。
さらに、
「もしこれをやめたら、何を失いそう?」
「変わるとしたら、何が怖い?」
「今の状態は、私の何を守ってくれている?」
と考えてみると、自分でも気づいていなかった気持ちが見えてくることがあります。
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「転職する勇気がないと思っていたけれど、本当は新しい人間関係を創るのが怖かったんだ」
「買い物を我慢できないと思っていたけれど、仕事で疲れた自分を満たす方法が買い物になっていたんだ」
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そんなふうに、「できない自分」の奥にある理由が見えてきます。
そして、その理由がわかると、
と、次の一歩を考えられるようになります。
動き始めるにはどうすればいい?
では、「今のままでいることで得ているもの」がわかったら、どうすればいいのでしょうか。
それは
「今の自分が得ているものを大切にしながら、動くことはできないかな?」
と考えてみること。
たとえば、「転職しないことで、新しい人間関係を一からつくらずに済んでいる」と気づいたとします。
だからといって、「変わるためには、今すぐ仕事を辞めなければ!」と考える必要はありません。
気になる会社があれば、どんな職場なのか調べてみる。
転職した人の話を聞いてみる。
いきなり今の環境を手放すのではなく、今の人間関係や環境を残したまま、少しずつ外の世界を知っていくこともできます。
これなら、「慣れた環境にいられる」という安心を残したまま、少しずつ前に進むことができます。”だるまさんが転んだ”のように、少しずつ新しい環境に身をおいてみる。
食べることで「嫌なことを忘れられる」なら、「食べることをやめないと」と我慢することだけを考えるのではなく、
「ほかに嫌なことを忘れられる時間をつくれないかな?」と考えてみる。
好きな音楽を聴く。
誰かと話す。
夢中になれることをする。
食べること以外にも、嫌なことから少し離れられる方法はあるかもしれません。
お金を使うことでストレスを発散しているなら、「もう買い物をしてはいけない」と禁止するのではなく、
「お金をたくさん使わなくても、自分を満たせる方法はないかな?」と探してみる。
大切なのは、今の自分が得ているものを無視して無理やり変えようとしないこと。
「今の行動で得ているものを、別の方法でも得られないだろうか?」
と考えてみることです。
そして、もうひとつ大切なのが、いきなり大きく変えようとしないこと。
好きなものを食べるか、一切食べないか。
お金を使うか、一切使わないか。
そんな0か100かではなく、
「今の自分にできる、小さな一歩は何だろう?」と考えてみる。
求人サイトを開くだけでもいい。
気になる求人をひとつ保存するだけでもいい。
買い物をする前に、「今、私は何を満たしたくてこれを買おうとしているんだろう?」と考えるだけでもいい。
いきなりコンフォートゾーンから大きく飛び出そうとすると不安も大きくなります。
でも小さな一歩なら、今の安心できる場所をすべて手放さなくても進めます。
安心できる範囲を、少しずつ広げていく。
そう考えると、「変わること」へのハードルも少し下がるのではないでしょうか。
ハードルが高いと、飛ぶ前から躊躇してしまいますよね。「これくらいなら」の気持ちが、行動を後押ししてくれます。
まとめ|変わりたいのに変われないとき
変わりたいのに変われないとき。それは、意志が弱いからではありません。
コンフォートゾーンという、慣れた環境に安心を感じる心の働きによって、無意識のうちに行動を止めていることがあります。
そして「今のままでいることで得ているもの」があることも、動けない理由のひとつです。
頭では「変わりたい」と思っているのに、心は「今のままでいたい」。それはまるで、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるような状態で、心も消耗していきます。
そんなときは、一度ノートに自分の気持ちを書き出してみてください。
「変わるとしたら、何が怖い?」
言葉にして書き出すことで、自分の気持ちが整理されていきます。

