こんにちは、ごーやです。
突然ですが、
「自分の好きなことがわからない」
「自分の本当の気持ちがわからない」
そんなふうに、自分のことがわからなくなることはありませんか?
私自身7年間勤めた職場を退職したとき、自分が何をしたいのかわからなくなった経験があります。
そこから自分と向き合うために始めたのが、ノートに自分の気持ちを書き出すことでした。
今回は私自身の経験も交えながら、自分のことがわからなくなる理由と、自分を知るためのノート習慣について紹介します。
自分のことをわかっているつもりだった

私は今、心理学や内観について学んでいます。
そのきっかけとなったのが、「自分のことがわからなくなったこと」でした。
それまでは、「自分のことは自分が一番よくわかっている」と思っていました。だって自分の選択や行動は自分自身がしているのですから。自分のことを知っているからこそできること。
でも、7年間勤めた職場を退職したあと、自分が何をしたいのかわからなくなってしまったのです。そのときに、私は自分自身のことをよくわかっていなかったんだと思いました。
「何が好きで、何を大切にしたいんだろう?」
そんな疑問から、ネットやSNSで情報を集めるようになりました。
そして、少しずつ気づいたことがあります。
それは、
自分の本当の気持ちを後回しにしていた
ということ。
自分では選んでいるつもりでも、実は「周りにどう思われるか」を基準に選んでいたことが多かったのです。
服を買う時も「着たい」よりも、「はやっているから」「安かったから」。
何か言いたいことがあっても「これ言うと変じゃないかな」「どのタイミングで言おう」と考えて結局言えなかったり。
自分で選択・行動しているつもりでも、それは周りに影響されていえたり、自分の気持ちを押し込めていたということに気づきました。
自分のことがわからなくなってから、自分の本当の気持ちや日々感じたこと、気づいたことをノートに書き始めました。
約3年間、ノートを使って自分と向き合う中で感じたのは、自分を知るためにはまず自分の感情に気づくことが大切だということでした。
周りを優先するうちに、自分の気持ちがわからなくなる
私たちは日々、さまざまな選択をしています。
何を食べるか、どこに行くか、誰と過ごすか。
そんな日常の小さな選択の中で、こんなふうに考えることはありませんか?
・自分は違うと思っても、周りに合わせてしまう
・自分がどうしたいかより、相手がどう思うかを優先する
・「こうするべき」「こうしなければ」と考えて行動する
こうした選択が続くと、少しずつ「私はどうしたい?」と自分に問いかける機会が減っていきます。
例えば、友達と食事に行くとき。
本当は和食が食べたいのに、友達が「イタリアンがいい」と言えば、「私もイタリアンでいいよ」と答える。
仕事で頼みごとをされたときも、本当は余裕がないのに「大丈夫です」と引き受けてしまう。
一つひとつは小さなことかもしれません。
でもこうした選択を繰り返していると、自分の気持ちよりも周りの意見を優先することが当たり前になってしまいます。
そして、いざ自分の気持ちを聞かれたときに、
と、わからなくなってしまうことがあります。
もちろん、周りの人を大切にすることは悪いことではありません。
でも、周りの気持ちを大切にするのと同じくらい、自分の気持ちも大切にしていいのです。
自分のことがわからないのは、自分の中に気持ちがないからではなく、その気持ちに目を向ける機会が少なくなっているからかもしれません。
自分を知るためのノート習慣

自分のことを知るためにおすすめしたいのが、ノートに自分の感情を書き出すことです。
私自身、自分のことを実はわかっていなかったと気づいてから、ノートに自分の気持ちを書くようになりました。
それまでの私は、「感情」にあまり目を向けたことがありませんでした。
イライラするときはイライラするし、悲しいときは悲しい。
湧き上がってくる感情を、深く考えることなく、そのまま流していました。
ときには、ネガティブな感情や向き合いたくない感情を否定して、心の奥に押し込めることもありました。
でも、そんなふうに何気なく感じていた感情こそが、実は「自分を知る」ための大切なヒントだったのです。
それまでも日記を書いたことはありましたが、自分の気持ちに目を向けて書くことは、ほとんどありませんでした。
以前の日記は、その日にあった出来事を中心に書いていました。
一方、私が書いている「内観ノート」は、出来事を通して自分が何を感じ、本当はどうしたかったのかを書き出すものです。
ノートに書き出す3つのこと
私が普段ノートに書いているのは、主に次の3つです。
① 出来事:何があった?
② 感情:どう感じた?
③ 本音:本当はどうしたかった?
まずは、「今日、印象に残った出来事は?」と自分に問いかけてみます。
私は寝る前にノートを広げて、1日を振り返りながら心が動いた出来事を書き出しています。
うれしかったこと、悲しかったこと、イライラしたこと、モヤモヤしたこと。
どんな小さな出来事でも構いません。
例えば、こんな感じです。
友達と食事に行くことになり、相手の希望に合わせてイタリアンのお店に行った。
② 感情
なんだかモヤモヤした。
③ 本音
本当は和食が食べたかった。
でも、相手に合わせた方がいいと思って、自分の希望を言わなかった。
こうして書き出してみると、ただ「モヤモヤした」という感情から、自分が本当は何を望んでいたのかが見えてきます。
さらに、「私は自分の希望よりも相手の希望を優先することが多いのかもしれない」と、自分の行動や考え方のクセに気づくこともあります。
また、感情からわかるのは、自分の本音だけではありません。
例えば、誰かに意見を否定されて悲しかったとき。
その気持ちを振り返ることで、「私は自分の考えを尊重してもらうことを大切にしているんだ」と気づくこともあります。
一人でカフェにいて心地よかったなら、「私は一人でゆっくり過ごす時間が好きなんだ」とわかるかもしれません。
このように、日々の感情には
大切にしている価値観を知るヒント
が隠れています。
自分を知ることは、何か特別なことをすることではなく、日常の中で感じている自分の気持ちに目を向けることから始まるのです。
まとめ|自分を知ることは、自分の気持ちに気づくこと
自分のことがわからなくなったとき、つい外に答えを探したくなることがあります。
新しいことを始めたり、いろいろな人の意見を聞いたり。
もちろん、そうした経験から自分を知ることもできます。
でも、自分のことを知るヒントは、日常の中にもたくさんあります。
自分が感じた感情に目を向けてみる。
自分のことは、一度考えたらすべてわかるものではありません。
経験や環境によって、価値観や考え方も変わっていきます。
だからこそ、日々の中で自分に問いかけてみてほしいのです。
「本当は、どうしたい?」
自分を知ることは、自分の感情に目を向けることから始まっていくのです。

