「やりたいことがわからない」ときに考えたいこと

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「やりたいことがわからない」と悩んでいた

自分のことは、自分が一番知っているようで、実は「知っているつもり」になっているだけなのかもしれません。

昨今、「やりたいことをしよう」「自分らしく生きよう」と言われることが増えました。

でも、

「やりたいことがわからない」
「自分は何がしたいんだろう」

と悩む方も少なくないと思います。

学校では、問題に対してある程度決まった「正解」がありました。

でも、大人になってからの人生には、誰かが用意してくれた正解がありません。自分にとっての正解を、自分で探していく必要があります。

これまで「外側にある正解」を自分の正解として生きてきた人にとって、これはとてもハードルが高いことだと感じます。

私自身も、長い間「やりたいこと探し」で苦労しました。

世界一周をしたり、石垣島に移住したり。「行動力あるね」と言われるような経験はしてきたものの、

「じゃあ、あなたが本当にやりたいことって何?」

と聞かれると、答えが出てきませんでした。自分のことはわかっているつもりだったけれど、実は全然わかっていなかったのです。

数年前、そんな「自分迷子」の状態になり、本やSNSを読んだり、講座を受けたりしながら、自分のマインドや内面に目を向けるようになりました。

そこで気づいたことがあります。

私は「やりたいことがない」のではなく、

自分がどうしたいかよりも、周りを優先することに慣れすぎていたのかもしれない。

ということでした。


「やりたいことがわからない」私がしていたこと

「自分のことがわからない」と気づくまで、私は周りの意見に合わせたり、空気を読んだりすることにとても敏感でした。

そして、

世間の常識=自分の考え

だと思い込んでいました。

30歳くらいのとき、友達が、

「ダンス習いたいねんな~」

と言ったとき、私は、

「え!やめとき!」

と全力で止めました。

そこには、

「今から始めるには年齢的に遅い」
「周りからどう思われるんだろう」

という基準がありました。

でも、そこに私自身の意見はなかったんです。

友達の「やりたい」という気持ちを応援するよりも、「世間からどう見えるか」を優先していました。

そしてこれは、友達に対してだけではありませんでした。

私は自分自身にも、同じことをしていたのだと思います。

何かを選ぶとき、

「私はどうしたい?」

ではなく、

「普通はどうする?」
「周りからどう思われる?」
「こっちを選んだほうが正解かな?」

と考える。

また、不機嫌な人がいると、

「私がどうにかしないと」

と、自分の気持ちよりも周りの空気を優先していました。

でも、不機嫌さはその人の問題なんですよね。

今振り返ると、自分の心や感情に目を向ける機会がめちゃくちゃ少なかったと思います。

そりゃ、自分より周りを優先していたら、自分の本音はどんどん奥のほうにしまわれていくよな〜と。

だから、

やりたいことが「ない」のではなく、自分の気持ちが聞こえにくくなっている。

そんな場合もあるのだと思います。


まずは小さな「私はどうしたい?」から始める

では、どうしたら自分の「やりたいこと」がわかるのでしょうか。

私が大切だと思っているのは、いきなり人生を変えるような大きな「やりたいこと」を探すことではありません。

まずは、これまで後回しにしてきた自分の気持ちに目を向けること

たとえば、

========

「今日は何を食べたい?」
「今、どんな気持ち?」
「本当は残業を断りたい?」
「休日はどこに行きたい?」
「これは行きたい?行きたくない?」

========

そんな日常の小さなことから、

「私はどうしたい?」

と自分に聞いてみます。

たとえば、みんなでランチを食べに行ったとき。

周りが同じメニューを選んでいても、

「みんなと同じものにしよう」

ではなく、

「私は何が食べたい?」

と聞いて、自分が食べたいものを選んでみる。

不機嫌な人がいたときも、

「どうしたら機嫌を直してくれるかな?」

ではなく、

「この状況で、私はどうしたい?」

と自分に聞いてみる。

すると、

「私は、不機嫌な人がいても変わらない自分でいたい」

という答えが出てくるかもしれません。

こんな小さな選択を積み重ねていくことで、少しずつ「世間基準」から「自分基準」へ変わっていきます。

そして小さな「やりたい」を拾えるようになると、

「私はこういうことが好きなんだ」
「私はこういうとき心地いいんだ」
「これは大切にしたいんだ」

という自分自身のことも、少しずつわかってきます。

その積み重ねの先に、

「私は、どんな人生を送りたいんだろう」

という大きな問いへの答えも見えてくるのではないでしょうか。

自分のことを知らないまま「やりたいこと」を探しても、そこで見つけたものは、もしかすると**世間が思う「やりたいこと」**なのかもしれません。

だから、まずは自分を知ること。

そのために、小さな「私はどうしたい?」から始めてみる。


やりたいことを探す前に、自分の声を聞いてみる

「やりたいことがわからない」とき、私たちは「やりたいことを見つけなきゃ」と外側に答えを探しにいきがちです。

でも、その前にやってみてほしいことがあります。

「私は、本当はどうしたい?」

と、自分に聞いてみること。

最初は答えが出なくても大丈夫です。

今日、何を食べたいのか。
どこへ行きたいのか。
誰と過ごしたいのか。
何をしたくないのか。

そんな小さな自分の声を拾っていく。

「やりたいこと」は、どこかから突然見つけてくるものではなく、自分の気持ちに目を向けていくことで、少しずつ芽が見えてくるものなのだと思います。

もし今、

「やりたいことがわからない」

と感じているなら、

「やりたいことを見つけなきゃ」と焦る前に、

今日の私は、どうしたい?

と聞くところから始めてみてください♪

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