こんにちは、ごーやです。
人と話したあと、
「あれ、言わないほうがよかったかな?」
と、自分の発言を後悔することはありませんか?
その場では普通に話していたのに、家に帰ってから急に気になって、一人反省会が始まる。
そして、頭の中で何度も会話を再生しては、
「あ〜、やっぱり言わなきゃよかった……」
と落ち込んでしまう。
私もつい最近、ありました。
体調不良で前日に仕事を休んでいた方が、次の日は宿直勤務でした。
その方に私は、「体調不良の次の日に泊まりは大変ですね……」と声をかけました。
たったこれだけ。
でもあとになって、
「大変って言ったところで、どうにもできひんことやのになぁ……」
と、頭の中でぐるぐる反省会。
では、そんな「言わなきゃよかった……」という感情が出てきたとき、どう付き合えばいいのでしょうか。
実は、その後悔を紐解いていくと、自分でも気づいていなかった思い込みやマインドブロックが見えてくることがあります。
「気にしすぎ」で終わらせるのではなく、
「私はなぜ、あの言葉をこんなに後悔しているんだろう?」
と、自分の内側を見てみる。
今回は、「言わなきゃよかった」と発言を後悔したときに、出来事・解釈・感情の3つに分けて、自分の気持ちを整理する方法について書いてみたいと思います。
「言わなきゃよかった」と発言を後悔してしまうのはなぜ
「あの発言、余計だったかな……」
そんなふうに後悔していると、発言そのものに問題があったように感じます。
でも、よく考えてみると、私たちは自分が話したことをすべて後悔しているわけではありません。
何も気にならない会話もあれば、なぜかひとつの発言だけがずっと頭に残ることもあります。
同じようなことを話しても、気になる日もあれば、まったく気にならない日もあります。
では、なぜその発言だけが気になるのでしょうか。
たとえば、友達との会話で自分の仕事についてたくさん話したとします。
そのあと、
「私、自分の話ばっかりしてたかも……」
と後悔した。
でも、「仕事の話をした」という出来事そのものが、後悔という感情を生み出したとは限りません。
その間に、
「自分の話ばかりする人だと思われたかもしれない」
という自分なりの解釈が入っていることがあります。
そして、その解釈によって不安や恥ずかしさ、後悔といった感情が生まれている。
だから、「なんであんなこと言ったんやろ」と発言だけを見るのではなく、
と見てみることが大切になってきます。
すべての感情は、自分の本音を知るサイン
モヤモヤ、不安、後悔、恥ずかしさ。
できれば感じたくない感情ですよね。
嫌な感情が出てくると、
「気にしすぎなだけ」
「もう終わったことだから」
と、早く消したくなることもあります。
私もネガティブな感情が出てきたときは、見ないようにしていた時期がありました。
でも、感情にいいも悪いもなく、自分の本音を知るためのサインなんですよね。
たとえば、
「嫌われたかもしれない」
と不安になったとします。
その不安の奥には、
「この人との関係を大切にしたい」
という思いがあるかもしれません。
また、「余計なことを言ってしまった」と後悔したのなら、
「相手を嫌な気持ちにさせたくない」
という思いが隠れているかもしれません。
もちろん、必ずそうだというわけではありません。
大切なのは、
と感情を消そうとするのではなく、
「なんで私は、これがこんなに気になっているんだろう?」
と、自分に聞いてみること。
そうやって感情に目を向けてみると、その奥にある自分の本音や価値観、思い込みに気づくことがあります。
では、実際にどうやって感情を紐解いていけばいいのでしょうか。
「出来事・解釈・感情」の3つに分けてみる
とはいっても、モヤモヤしているときは、出来事も考えも感情も全部ごちゃごちゃになっています。
そんなときは、
の3つに分けてみます。
この、出来事・解釈・感情とは何でしょうか。
先ほどの例で考えてみます。
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友達と話していて、自分の仕事についてたくさん話した。
帰宅してから「あんなに話さなければよかった」と後悔したとします。
これを分けてみると、
友達との会話で、自分の仕事について話した。
不安、恥ずかしさ、後悔。
「自分の話ばかりする人だと思われたかもしれない」
こうして分けてみると、
「仕事について話したから後悔した」
のではなく、
↓
「自分の話ばかりする人だと思われたかもしれない」と解釈した
↓
不安や後悔を感じた
という流れが見えてきます。
ここで大切なのが、出来事と解釈を分けること。
「変な人だと思われた」
「相手を不快にさせた」
と思っていても、本当にそうなのかはわかりません。
相手が実際に「嫌だった」と言ったのでなければ、それは自分の中で生まれた解釈である可能性もあります。
もちろん、自分の発言で相手を傷つけたと気づいたのであれば、謝ったり次から言い方を変えたりすることもできます。
でも、まだわからないことまで「きっとこう思われた」と事実のように捉えて、自分を責めてしまう必要はありません。
「これは実際に起きたこと?」
「それとも、私がそう解釈していること?」
と分けるだけでも、頭の中のモヤモヤがぐっと整理されてきます。
その解釈の奥にあるものを、もう一歩深く見てみる
出来事・解釈・感情を分けられたら、もう一歩だけ自分の内側を見てみます。
自分の内側といっても、どのように見ていったらいいでしょうか。
ポイントは
「私はその出来事を、どう受け取ったのかな?」
と問いかけること。
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先ほどの例なら、
「自分の話ばかりする人だと思われたかもしれない」
という解釈がありました。
では、
❶「そう思われることの何が嫌なんだろう?」
と聞いてみます。
そこで、
「自分勝手な人だと思われたくない」
という答えが出てきたとします。
さらに、
❷「自分勝手な人だと思われたら、何が嫌?」
と聞いてみる。
「嫌われるかもしれない」
という答えが出てきたとしたら、
最初は、
「仕事の話をしすぎた。言わなきゃよかった」
だったものが、
「自分勝手な人だと思われたくない」
そして、その奥に、
という自分の本音があったことに気づきます。
ほかにも、
「相手を傷つける人になりたくない」
「いい人だと思われたい」
「この人との関係を大切にしたい」
など、人によって出てくるものは違います。
正解を見つける必要はありません。
「私にはこんな気持ちがあったんだな」
と気づくだけでも十分です。
発言を後悔したとき、私たちはつい「何を言ったか」ばかりを振り返ります。
でも、その奥にある「なぜ私はこんなに気になっているんだろう?」に目を向けてみると、自分でも気づいていなかった本音が見えてくることがあります。
まとめ|発言の後悔は、自分を知るきっかけになる
「あんなこと言わなきゃよかった」
そう思ったとき、自分を責めて終わってしまうことがあります。
でも、そこで少しだけ立ち止まって、
に分けてみる。
そして、
「私はなぜ、そう解釈したんだろう?」
と、もう一歩だけ自分に問いかけてみる。
すると、自分の本音が見えてくることがあります。
後悔やモヤモヤは、できれば感じたくないものです。
でも、感情が動いたということは、そこに自分にとって何か大切なものがあるということ。
だから次に、
「これ、言わないほうがよかったかな……」
と思ったときは、自分を責める前に、
「なんで私は、こんなに気になっているんだろう?」
と聞いてみてください。

