不安で行動できないときの対処法|怖さを具体的にする自己対話

こんにちは、ごーやです。

まだ起こっていないことを想像して、不安になったことってありませんか?

「失敗したらどうしよう……」
「転職して、今より環境が悪くなったらどうしよう……」
「新しいことに挑戦したいけど批判されたらどうしよう……」

そんなふうに、先のことを不安に思って、行動を先延ばしにしたり、チャレンジを諦めたりした経験は、きっと誰にでもあるのではないでしょうか。

頭では「やってみたい」「やらなきゃ」と思っているのに、不安や怖さが先に出てきてなかなか行動できない。

でも、実際にはまだ何も起こっていないんですよね。

それなのに、頭の中では悪い未来を想像して、どんどん不安が大きくなってしまう。

そんなときに試してみたいのが、「不安の先をとことん考えてみる」という自己対話です。

今回は、漠然とした不安を具体的にしていく方法についてお伝えします。

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なぜ不安で行動できなくなる?

不安で行動できなくなったり、つい先延ばしにしてしまったりするのはなぜでしょうか。

その理由のひとつが、この先、何が起こるかわからないから。

私たちは、先の見えないことに不安を感じやすいものです。

例えば、新しいことに挑戦しようと思ったとき。

「失敗するかもしれない」
「周りから批判されるかもしれない」
「うまくいかなかったらどうしよう」

と、まだ起こっていない未来を想像してしまうことがあります。

経験したことがないからこそ、何が起こるかわからず悪い可能性に意識が向いてしまうことがあるのです。

私はカフェに行くことが好きなのですが、初めてのお店に入るときはワクワクする気持ちがある一方で、少し不安もあります。

「席は空いているかな?」「落ち着いて過ごせる雰囲気かな?」「思っていた感じと違ったらどうしよう」

そんなことを考えることがあります。

でも、それは実際にお店に入ってみないとわからないこと。

わからないからこそ、自分の想像でその空白を埋めようとする。

そして、不安を感じているときほど、悪い方向に想像が膨らんでしまうことがあります。

実際にはまだ何も起こっていないのに、頭の中では「こうなったら嫌だな」という未来を先取りしてしまうのです。

このように、未知のことに対する不安が大きくなると、行動する前から怖くなってしまうことがあります。

不安は生き延びるために必要だった

私たちの遠い祖先は、危険を察知し警戒することで生き延びてきました。

例えば、草むらから物音が聞こえたとき。

「もしかしたら猛獣がいるかもしれない」

そう考えて警戒したり、その場から離れたりすることで、危険を避けられたかもしれません。

反対に、「きっと大丈夫」と何も警戒せずに近づけば、命を落とす危険もありました。

昔は、危険が命に直結することもあったのです。

つまり、不安や恐怖は、私たちが危険に備え、身を守るために役立ってきた感情なのです。

そして、現代を生きる私たちにも、その働きは残っています。

ただ、今は猛獣に襲われるような危険だけでなく、

「失敗したらどうしよう」
「人から嫌われたらどうしよう」

といった、まだ起こっていない出来事に対しても不安を感じます。

不安を感じること自体が悪いのではなく、その不安によって行動が止まってしまうことがあるのです。

「もしそうなったら?」と不安の先をとことん考えてみる

不安を感じているときは、頭の中がネガティブな想像でいっぱいになりがちです。

不安な考えがぐるぐると頭の中を巡り、まだ起こっていないことに対して、どんどん不安が大きくなってしまいます。

そんなときは、「怖い」「不安だ」というところで思考を止めずに、その先を考えてみます。


例えば、新しいことに挑戦したいけれど、人から批判されるのが怖い場合。

「批判されたらどうしよう」

そこで終わるのではなく、

「もし批判されたら、どうなる?」

→ 傷つくと思う。

「傷ついたら、どうなる?」

→ 落ち込んで、もう挑戦したくなくなるかもしれない。

「じゃあ、そうなったらどうする?」

→ 少し休んでもいいし、批判の内容によっては今後の改善に生かすこともできる。


このように、「○○になったらどうする?」と不安の先を一つひとつ考えていくことで、漠然としていた怖さが少しずつ具体的になっていきます。

これまでは、ただ「怖い」「どうしよう」と感じていたことも、何が怖いのかが明確になることで、そのときにできる対処法が見えてきます。

「どうなるかわからないから怖い」という状態から、
「もしそうなっても、こうすればいい」という状態に変わっていく。

そうすることで、これまで漠然と怖がっていたことへの不安も、少しずつ小さくなっていくのです。

不安の先を考えるときに大切なこと

ここで大切なのは、ただ悪い未来を想像し続けないことです。

「失敗したらどうしよう」
「収入がなくなったらどうしよう」
「生活できなくなったらどうしよう」

と、悪い未来ばかりを想像していると、かえって不安が大きくなってしまうことがあります。

だからこそ、最後に問いかけたいのが

「もしそうなったら、自分には何ができる?」

という質問です。

不安の先を考える目的は、自分を怖がらせることではありません。

自分が何を怖がっているのかを知り、そのときにできることを見つけるためです。

具体がわかることで、行動ができてくるのです。

ノートに書き出して、不安を具体的にしてみる

不安を感じたときは、頭の中だけで考えるのではなく、ノートに書き出してみるのもおすすめです。

頭の中では、同じ不安が何度も繰り返されてしまうことがあります。

でも文字にしてみると、自分が何を考え、何を怖がっているのかを客観的に見やすくなります。

例えば、こんな質問を順番に書いてみてください。


① 今、何が不安?

まずは、今感じている不安をそのまま書き出します。

② もしそれが起こったら、どうなる?

怖いと感じている出来事の先を考えてみます。

③ その先に、何が起こることを怖がっている?

問いを重ねながら、不安の奥にある気持ちを探ってみます。

④ それは実際に起こると決まっていること?

事実なのか、自分の想像なのかを分けて考えます。

⑤ もし起こったら、自分には何ができる?

そのときに取れる行動や対処法を考えてみます。

⑥ 今から準備できることはある?

未来の不安に対して、今の自分にできる小さな行動を探してみます。


書き出していくうちに、

「笑われても、挑戦しないままの自分のほうが嫌だな」
「転職する前に、職場見学に行けるか聞いてみてもいいかもしれない」

など、自分でも気づいていなかった本当の気持ちや、今できることが見えてくるかもしれません。

不安の先を考えることは、対処法を見つけるだけでなく、自分が本当はどうしたいのかを知ることにもつながります。

ノートに書くときは、きれいにまとめる必要はありません。自分の中にある不安を、そのまま言葉にしてみてください。

まとめ|不安をなくすのではなく、具体的にする

不安は、何が起こるかわからないからこそ、大きくなってしまうことがあります。

例えば、お化け屋敷も暗くて何が出てくるかわからないから怖いけれど、明るい中で歩いてみると怖さはずいぶん小さくなりますよね。

それと同じように不安を感じたときも、何が怖いのかその正体を明らかにしてみる。

そうすることで、漠然としていた怖さが具体的になり、対処法や今からできることが見えてきます。

もちろん、未来のことは誰にもわかりません。

どれだけ考えても、不安が完全になくなるわけではありません。

でも、不安がなくならないと行動できないわけではないと思うのです。

「怖いからできない」で終わらせるのではなく、

「怖いけど、私にできることは何だろう?」

と、自分に問いかけてみてください。

 

 

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